毎回、レッスンではチャンツや教科書の音読や暗唱する宿題がでます。
みんなにまるごと覚えてほしいからです。
週に1度のレッスンでは、絶対的に練習量が足りません。
なぜ暗記かは、先日の『覚えるまで練習する理由』に書きました。
さて、その暗記の宿題のやり方ですが、いつも生徒には
こんな風に言っています。
「一度に何十回も練習しないで、
2回ずつでも3回ずつでもいいから、毎日練習すること」
練習しているうちに、読むだけで精一杯だったのが
だんだん口が慣れ、音を完全に覚えます。
毎日やるのが最初はきつくても、体と頭は慣れてきます。
中学の教科書は、量的にも、このトレーニングに
ちょうどいいと思います。
当教室に、英語が苦手だからと通い始めた中学生も、
入会以来、これを約半年間続けています。
最初は学校用の教科書の本文には
すべてフリガナをふっていたそうです。
(こちらでは、フリガナ禁止です)
しかし今では、初めの頃とはまるで別人のように
大きな声ではっきりと読むようになりました。
もちろん、フリガナなしです。
その姿も、ずいぶん自信がついてきたように見えます。
英語がすらすら読めると、気持ちいいですよね。