珍しく、教室に泣きながらやってきた小学生。
どうしたのか、聞いても答えません。
部屋に入って、少し乱暴に上着を脱いで
30秒ほどバッグにあたっていました。
とにかく、Have a seat, please.
ひとこと、ふたこと、声をかけると
返事はしないものの、だいぶ落ち着いたので
レッスンを始めました。
その後はいつも通り、チャンツやアクティビティを
ニコニコとやっていました。
レッスンが終わると、お母さんが元気なさそうに
「今日はすみません。」とお迎えにきました。
どうやら、学校の宿題を一緒にやっていて
お母さんが「ちょっと、口を出しすぎました・・・」
だそうです。
教室では3分も泣かずに、すぐに気持ちを切り替えて
しっかりレッスンが受けられました。
そう伝えると、ほっとした様子でお母さんも笑顔になりました。
気持ちを切り替えることをおぼえるのも、子どもにとって
大きな成長ですね。
そしてここでのレッスンが、英語だけでなく、
違う面でも少しサポートできたかもしれないと思いました。
子どもと一緒に、大人たちもいろんな学習をしていきますね。