英語って、いろんな言語から言葉を取り入れているので
調べてみると面白いことがたくさんあります。
辞書で単語を調べると、意味の他に
読み方(発音記号)や、その単語の起源が書かれているのを
読んだことがあるでしょうか。
あまりそこまでは見ませんよね。
意味の説明の前に
元々何語だったのか、とか
いつ頃英語として使われ始めたのか、とか
昔はどんな意味だったのか、とか
そんなことも書いてあります。
これ、意外な歴史なんかもあって、見逃すのはもったいないんです。
最近、ちょっとおもしろい話がありました。
「タコ」は英語でoctopusですが
複数形には、octopuses と octopi(オクトパイ)があります。
なぜふたつあるんでしょう?
この単語、2つのルートを通って英語になったそうです。
ひとつは、ギリシャ語から直接やってきたルート。
もうひとつは、ギリシャ語からラテン語を通って英語になったルートです。
ギリシャ語から直通できた方は、よくある複数形 octopusesになり
ラテン語を通ってきた方は、octopi に変化します。
それは、ラテン語の影響を受けたんじゃないかということです。
「ラテン語でこの単語だったら、こういう形になるはずでしょ」って感じ?
では、使い分けは?
とネイティブに聴いてみたところ、特にしてないそうで
普通は octopuses を使うそうです。
個人的には、オクトパイの方がカワイイと思うんですけどね。(*’ω’*)
そうそう、今まであまり気にしていなかった複数形の変化にも
意外な事実を発見してしまいました。
(私が見逃してただけかも・・・?)
それはまた、別の日に書きますね。