この教室では、英文の暗記をしています。
小学生はチャンツ、
中学生は教科書本文。
生徒はたいてい、
「無理無理無理無理!」
と、派手に首を横に振ります。笑
英語を、英語のまま覚えるのは難しいです。
意味の分からない音やアルファベットのかたまりを
テキスト通りに再現するなんて、
長い呪文を読むようなものです。
もし、日本語だったら、どうでしょう。
2人の会話が数回行ったり来たりするだけなら
覚えられますよね。
それと同じで、意味が分かれば話の流れが分かります。
英語を意味と一緒に覚えてしまえば
難しいことではなくなります。
単語ごとに意味を覚えるのも大事ですが
文章で覚えると、単語とその働きやくっつき方が
だんだん理解できてきます。
テキストの文章を覚えることで
その文章の構造も覚えてしまうということです。
言い方を変えると、「ひな形」を習得すれば
あとはパーツを入れ替えて応用ができるようになります。
そこまでいくには、その文章を瞬時に英文にできるまで
落とし込むようにしたいです。
自分のものにしてほしいのです。
言語は、使ってなんぼのものです。
使えるようになるまで、何度も何度も練習。
せっかく英語を勉強しようというのだから
ぜひ、自由に使えるところまで高めてもらいたいです。